英語や数学の成績どうですか?
苦手な人、多いと思います。
授業聞いてるだけで単純に頭が痛くなってくる。
管理人が学生だったころ、英語は比較的得意でしたが、数学はまったくダメでした。
高校3年生になって、本格的に受験勉強をやっていて、数学の参考書の解答をひたすら白紙の束に書き写す勉強法を編み出しました。
「こういう文章問題がきたら、こういう公式を使ってこういう流れで解いたら、ビューティフルな解答になる」
これを頭と体に覚え込ませていくわけです。
分からないことをいくら考えても答えは出てきません。
もちろんある程度は理屈が分かってないとダメですが、「数学こそ暗記科目だ」と割り切って、苦手意識を克服しました。
さて、学生時代に10年くらい一生懸命勉強した英語と数学ですが、社会に出てから役に立ったでしょうか?
管理人は立派な(?)中年ですが、管理人が社会に出た30年前はまったく役に立ちませんでした。
貿易商社やコンピュータ関係の会社や研究職にでもならない限り、まったく仕事の役に立たなかったからです。
しかしです。
30年前と今では、比べものにならないくらい、英語と数学の重要性が上がっています。
それは、「コンピュータやIT技術の進化」と「ビジネスのグローバル化」のためです。
「GAFAM」つまり、Google(Alphabet)、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoftという米国のビッグ・テックが、日本のビジネスにも日常生活にも浸透しているからです。
コンピュータやIT関係の仕事が、むかしと比較にならないくらい大きな産業になっていますし、日常生活では普通に英語ベースのネットコンテンツを、翻訳しながら見ている人も多いと思います。
ChatGPTなどの生成AIを使う場合も、普通に英文ソースを参照していて、それを読みにいく必要も出てきます。
日本国内、あるいは在宅で仕事する場合でも、コンピュータやIT分野の世界共通言語である英語や数学(論理数学)が必須になっています。
見方を変えれば、英語や数学をある程度勉強していれば、将来、就職先やビジネスの可能性は大きく広がります。
1.現代社会の変化と学習の必要性
21世紀における技術革新とグローバル化は、私たちの生活や働き方を根本的に変えました。
特に、コンピュータ技術やITの進化は、情報の流通やコミュニケーションの形を大きく変え、ビジネスの国際化を加速させています。
このような変化の中で、英語と数学のスキルは、個人のキャリア形成や社会的成功において欠かせない要素となっています。
2.コンピュータとITの普及がもたらす教育の変革
(1)ITリテラシーの重要性
現代の教育では、ITリテラシーが基礎スキルとして位置づけられています。
プログラミングやデータ分析スキルは、特に高い需要があり、これらのスキルを持つ人材は多くの分野で活躍しています。
こういったITの分野は、数学の知識がベースになっています。
(2)教育への影響
AIやオンライン学習プラットフォームの普及により、教育は個別最適化の方向へ進化しています。
例えば、AIを活用した学習ツールは、学生一人ひとりの進捗に応じた教材を提供し、学習効率を向上させています。
3.グローバル化と英語学習の必須性
(1)英語が果たす役割
英語は、国際ビジネス、科学、技術、外交の共通言語として機能しています。
特に、国際的なキャリアを目指す場合、英語力は必須のスキルです。
(2)経済的メリット
英語力の高い人材は、収入面で優位に立つことが多く、また、国際的な移動性が高まるため、キャリアの選択肢が広がります。
誰もが発信することができて、ネットやSNSに情報があふれているなか、海外の未知の情報にアクセスできることで、他者に差をつけることができます。

4.数学の学習がキャリアに与える影響
(1)数学が必要とされる職種
データサイエンス、AI開発、金融工学など、数学的リテラシーが求められる分野が拡大しています。
これにより、数学教育の重要性が再認識されています。
(2)統計学とデータ分析
ビジネスや政策決定において、統計学やデータ分析スキルは不可欠です。
これらのスキルは、問題解決能力を高める基盤となります。
5.効率的な学習方法と戦略
(1)戦略的学習力の重要性
効率的な学習には、「何を学ぶか」「どのように学ぶか」を明確にすることが重要です。
戦略的学習力は、学習効率を高めるための鍵となります。
↓「戦略的学習力」とは?
戦略的学習力を解説|2030年に必要とされるスキルの身につけ方 | ビジネス英語習得の本質
(2)メタ認知力の活用
自分の学習プロセスを客観的に把握し、改善する能力が、学習成果を大きく向上させます。
これにより、自己成長が促進されます。
6.未来に向けたスキルの選択
(1)10年後に求められるスキル
AI時代において、創造性や批判的思考力が重要視されています。
英語と数学は、これらのスキルを支える基盤となります。
(2)キャリア形成の具体例
英語力を活かした国際的なキャリアや、数学を活用したデータサイエンティストなど、具体的な職業例を挙げながら、未来のキャリア形成を考えます。
7.グローバル化時代の教育とキャリア形成
(1)グローバル教育の重要性
多文化理解や国際的な視点を養う教育が、グローバル化時代において求められています。
これにより、学生は多様な価値観を受け入れ、国際社会で活躍できる人材へと成長します。
(2)留学と国際経験
留学や国際的な経験は、英語力や異文化理解を深めるだけでなく、キャリアの選択肢を広げる重要な要素です。
まとめ:英語と数学を活かした未来への備え
「コンピュータやIT技術の進化」と「ビジネスのグローバル化」ということを通じて、英語と数学の学習の重要性を考えてきました。
なぜ、プログラミング教育が必修になったのかを考えたとき、その理由はまさにこれまで書いてきた背景があったからです。
プログラミングの学習を通じて、英語や数学の論理的な考え方を学ぶ。
それが社会に出たときに、IT技術を駆使した仕事、世界を相手にした仕事にそのままつながっていくからです。
現代社会の変化に対応するためには、英語と数学を中心としたスキルの習得が不可欠です。
これらのスキルは、個人のキャリア形成だけでなく、社会全体の発展にも寄与します。
もっと言うと、英語と数学の力をつけるためには、結局「母国語である日本語(国語)」の力が重要になってくるわけですが。
未来に向けて、学び続ける姿勢を持ち、変化に柔軟に対応する力を養いましょう。
では、また。